一味違うキャニスター

こんにちは。LIVINGENCE STORE です。


今日はInstagramで紹介したイチゴがトレードマークのドイツ製の保存容器、WECKについて綴っていきます!

と言っても、保存の方法について等をここに書き残していくだけですので、ハウツーブログです。


ハウツーに移る前に WECK の基本的な情報をお伝えしていきますね。


前述の話に繋がりますが、WECK は1900年にドイツで創業した老舗ガラスメーカーです。

保存食をシンプルな方法且つ安全に長期保存が可能にできるか長年研究を続けていた同社は、

創立から90年後(1990年)に手間と時間を短縮した密閉法を見つけ、これまで一般的とされていた瓶詰めの常識を一新することができたのです。


この手法と製品は瞬く間に世界に広がり、以来主婦から料理人までに使われるお墨付きの保存容器となりました。

また、WECKのキャニスターはリサイクルガラスを使用しており、脱色剤不使用のガラスはうっすら緑色をまとい、まるでアンティークガラスのよな風合いを持ちます。

そして製品そのものはとってもシンプル。

瓶詰めのしやすさ、取り出しやすさ、洗いやすさを叶えてくれる広い口のディテールはとても助かりますよね。


環境にも使い手にも優しい WECK を最大限に活用する方法について続けて書いていきますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。


お店でお取り扱いしているWECK製品は3つ!

モールドシェイプはスタンダードラインで、シンプルな形状と豊富なサイズ展開が特徴なのですが、

今回ご紹介するのは145ml / 300ml / 500mlのキャニスターです。

(ちなみに密閉性を高めてくれる専用のゴムパッキンステンレスクリップは本来オプションですが、当店ではセットで販売しています)




では、早速!一味違うキャニスターの使い方について!


- セット内容 -

ガラス製瓶

ガラス製蓋

ゴムパッキン

ステンレスクリップ


- 注意のキホン -

ゴムパッキンは瓶の縁になんとなく合わせるのではなく、蓋にはめて使うべし!

仕上げのステンレスクリップは適当にセットするのではなく、互いを対角線上に留めるべし!

煮沸消毒を行う際は、いきなり煮沸工程に入るのではなく、全てを食器用洗剤で綺麗にしてからすべし!

煮沸を行う際は事前に容器にヒビや欠損がないか確認すべし!

煮沸を行う際はアッツアツの湯に入れずにぬるま湯の状態から容器を入れてから火を点け、沸騰させるべし!

煮沸が済み容器を引き上げる際は火傷に注意しトング等を使用し取り出すべし!

*急冷・急熱は避け、耐熱温度差の80度以内であれば、湯煎・オーブン・電子レンジ・食器乾燥機を使用することが可能です。直火はNG。

*粗熱が取れる前に冷やしたり、冷凍などした後にオーブンで加熱などは耐熱温度差を超える可能性があります。

容器が破損したり、自分が怪我をしてしまう恐れがあるのでお控えください。



- 長期保存方法のキホン -

皆さんもおうちで保存容器を使用されているとと思いますが、どんなものを保存していますか??


私はと言うと、休日に日持ちする料理を何品か仕込むので、その保存。

あとは付け合わせの野菜やサラダ用の野菜をカットしておくと、仕事から帰宅してからの晩御飯の支度が楽なので、数日分をカットして保存しておいたり、必ず冷蔵庫に入っているいくつかの果物を一気にカットして保存しています。

時間に余裕がある時は煮沸もしますが、基本お湯で洗ってから食品用アルコールで容器と蓋をバチバチに消毒するだけのズボラっぷりです。(衛生的には絶対煮沸したほうが良いんでしょうけど)

でも何故か、ピクルス系だけはちゃんと瓶を煮沸します。


皆さんもこんな風に大体は作り置き料理や余り物。

何でも手作りしちゃうお料理上手な方はジャムやオリジナルドレッシングやソースなんかもあるかもしれません。


知っているけれど改めて聞かされたくない事実ですが、

果物やお野菜、お肉などの食材は空気中に含まれる微生物やカビなどの影響で、時間が経つにつれて、ものが悪くなってしまったり、傷んでしまいます。

お気に入り・使用頻度の高い食材が安くなってるとたまに多めに買っちゃうので、買い損しないためにもこれだけは避けたいですよね・・・!!!


そんな悲しい出来事から食材や調理済のお料理を守ってくれるのが「WECK」。

ガラス製の瓶と蓋、ゴムパッキン、ステンレスクリップを用いて、追い煮沸する事で、容器の密閉状態を作りだし、傷み・腐敗の原因である空気をシャットアウト!根源である微生物を追い出すことができるんです。


どういう原理で追い煮沸ができるかと言うと、それは気圧。

中学校の理科で習ったように、気圧は高い所から低い所へと流れていきます。

その仕組みを利用して、密閉された容器を加熱する事で、容器の中の気圧は容器の外の気圧より高くなり、容器内に存在している空気・蒸気・不要な水分が容器とゴムパッキンの小さな隙間から外へ自然と出て行っちゃうんです〜。

容器の外へ出ていったものは気圧差によって中へ戻ってくることはないので、逆流が起きる心配もありません。


そして仕上げは、煮沸後にお鍋から瓶を取り出し、じわじわとゆっくり冷ましていくことで、蓋とゴムパッキンが完全に密着し、真空状態になります。これもまた気圧の仕組みのおかげ。


WECKの保存容器はこの真空状態が解けてゴムパッキンがずれたりしていると、容器の中に外の空気が入ってしまってしまい、傷み・腐敗が始まってしまう可能性や既に進んでいってしまう事を意味するので、他の保存容器とは一目瞭然で物理的に食材の様子を確認することができます。


とはいっても、正しく追い煮沸が行うことができれば長期保存が可能です!

ジャムやピクルス、ソースやオイルなどは常温で半年ほど。(長すぎて感激、しかも傷んでるかどうかは付属品を見るだけで分かるのも安心・・・)

煮込み料理やオーブン料理などは常温で3ヶ月ほど。常温は冷暗所で。

大豆や乳製品など一般的に傷みやすいと知られている食材を使用したお料理は冷蔵保存してくださいね。


- 事前煮沸・追い煮沸のキホン -


まずは準備から。

WECKのセット(ガラスの瓶・蓋 / ゴムパッキン / ステンレスクリップ)

布巾

トング(先っちょにシリコン製カバーが付いてると尚良し)

・深めのお鍋(WECKの瓶の高さより余裕があるもの)


上記のアイテムがあるだけで大丈夫ですが、

オプションでキッチンペーパーやワイヤーラックがあると便利ですよ。


STEP① 〜事前煮沸〜

瓶の中へ食料を詰める前にまずは瓶・蓋・ゴムパッキン・ステンレスクリップを食器用洗剤でよーく洗いましょう。

- 注意のキホン - でも記載している通り、煮沸前に保存容器やアイテムに破損がないか確認をしてくださいね。


破損もなさそうで大丈夫!であれば、

ぬるま湯をはった深めのお鍋に先に瓶と蓋を入れて火を点けましょう。

グツグツと沸騰してきたらゴムパッキンを入れます。煮沸時間は瓶と蓋が5分、ゴムパッキンは3分ほどが目安です。


目安の時間になったら、トングで瓶と蓋・ゴムパッキンを取り出し、用意しておいた布巾の上で乾かします。

これで事前煮沸は終わり。


STEP② 〜瓶詰め〜

事前煮沸が終わり、粗熱がとれて瓶が乾いてきたら、瓶詰めの作業に取り掛かりましょう。

お料理を瓶詰めする場合は、食材が温かいうちに瓶の中へ入れていきます。

瓶の中に入るだけ入れてしまいたいけど、いっぱいには詰めず、量は8分目ほどに。

お肉類は瓶の3/4くらいまで、加熱によって膨らんでしまうものや生地形は瓶の2/1程度にしてください。


パンッパンにしてしまうと、この後の追い煮沸の際に中身が瓶の外へ出てきてしまう可能性があるので、

ご注意を。


瓶詰めをしている最中に瓶の口が汚れてしまったら、綺麗に拭き取っておいてくださいね。

アッツアツのお料理やジャム等を詰める際は瓶の下に濡れた布巾をセッティングしておくと良いです。


STEP③ 〜密閉の準備〜

保存予定の食材を瓶に詰め終わったら、お次は蓋・ゴムパッキン・ステンレスクリップで密閉の準備をしていきますよ。


まずは蓋の溝にゴムパッキンを沿わせ、パッキンがずれないよう、そのまま瓶へ蓋をします。

うまく蓋ができたら、ステンレスクリップを蓋の上面の縁に引っ掛けて、その部分を抑えながら蓋と瓶の窪みにはめるように留めて、もう一つをその対角線上に留めます。

クリップを留める際、無理矢理であったり、真上から留めようとするとガラスの蓋の縁が破損してしまう恐れがあるので、お気をつけください。


STEP④ 〜追い煮沸の準備〜

追い煮沸の際に瓶を安定させるために、深めのお鍋の中に布巾を敷くか、もしあればワイヤーラックを敷いてからぬるま湯をはり、その上にクリップ留めをしたWECKを置くように入れます。


複数ある場合は一緒に入れてもOKですが、中で瓶を動かせないくらいギチギチに詰めるのは避けてくださいね。

少し動かせるくらいの余裕を持たせましょう。


瓶たちを並べたら、瓶が完全に浸かるよう、5cmくらい上に水またはぬるま湯をはります。

この時、瓶詰めした食材の温度に合わせて冷水・ぬるま湯を選び、はってください。(瓶の中身と同じくらいが理想)


また。瓶が完全に浸からないからといって、瓶を少し斜めに倒したり、横に倒すのはダメです!

まっすぐと立つように並べておきましょう。


STEP⑤ 〜追い煮沸〜

瓶を完全に水中に並べることができたら、いよいよ追い煮沸!

まずは弱火から火を点け、急に温度が上がり沸騰しないよう、ゆっくりと加熱。

沸騰直前のポコポコ大きな気泡が出るくらいの状態を保ちながら、おおよそ30分煮沸していきます。


この間に、瓶の中から外へ小さな気泡たちがプクプク出てきますので、それが収まるまで待ちましょう。


小さな気泡が収まれば、完全密閉の完成!


STEP⑥ 〜取り出し〜

追い煮沸が終わったら、火傷に注意をしながらトング等を使ってWECKを取り出します。

取り出したWECKは布巾の上にのせ、自然と温度が下がるまでしばらく待ちます。


完全に冷めてから、密閉が成功しているか確認をしましょう。

横から見てゴムパッキンのタブが水平よりも少し下を向いていたら、成功です!

真空状態の容器は、蓋を固定していたステンレスクリップを外し、蓋だけを持ちゆっくりと持ち上げると、瓶が落ちることなく、蓋に吸い付くようピッタリとくっついています。


密閉した食材を取り出すときは、ゴムパッキンのタブを真横に引っ張るだけで、真空状態が解けて開けることができます。

プスっと空気の抜ける音がしますよ。


しかし、一度真空状態を解いてしまった場合は、再度追い煮沸するか、お早めにお召し上がりくださいね。


失敗してしまった方は、ゴムパッキンが歪んだままであったり、瓶の中身に食材を詰めすぎ or 少なすぎ、煮沸前に行った瓶詰めの際に汚れた瓶の縁を綺麗にできていなかったり、煮沸時間が短く瓶の中の空気を出し切れていない可能性があります・・・。


失敗をしても何度か行えば慣れると思いますので、めげずに、再チャレンジ!


ちなみに、ちゃんと真空状態になりその後保管をしている最中にゴムパッキンが緩んできていたら、それは真空状態ではなくなり密閉ができていない為、早めに食べる or 破棄するようにしてくださいね。



以上!WECKのハウツーでした。

常温で保存ができるのってとっても楽で、これなら作りすぎても長い期間保管することができるので良いですよね。






気になった方は是非商品をチェックして見てくださいね!


では、また。



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