時代を超えて、色褪せない。

こんにちは、LIVINGENCE STOREです。


ー 時代を超えて、色褪せない。


いったい何の話が始まったんだ?!と思いますよね。

今日はデザインについて。

老舗陶器メーカー「Heath Ceramic」(ヒース・セラミック)のお話をしようと思います。


まずは「Heath Ceramic」の歴史からお話するので、読んでいってくださいね。

(ご存知の方もスクロールせず、しばしお付き合いくださると嬉しいです。)


*ミッドセンチュリー陶器メーカー・Heath Ceramic は、

1948年にエディス氏とその夫ブライアン・ヒース氏によりアメリカ・サンフランシスコ対岸の小さな街、サウサリートにて誕生しました。

小さな会社からはじまり、シンプルでありながら機能的で妥協のないデザイン、そして彼らの純粋で誠実な生き方は今日に至るまでビジネスを大きく進化させてきました。


実は、古くからタイルが代表的な建材であったカリフォルニアでは、この頃セラミックが一大産業に。ピーク時には800以上の工房があったそうですが、その後業界は衰退の一途を辿ります・・。


そんな中でも、Heath Ceramic は当時の製法をそのままに、ハンドメイドでテーブルウェアやタイルを現在でも作り続けている数少ない陶器メーカーなのです。


そして、創設者エディスのオリジナルピースは MoMA(ニューヨーク近代美術館)や LACMA(ロサンゼルス・カウンティ美術館)などの美術館でパーマネントコレクションとして展示されていたり、

同社製品はサンフランシスコ近郊はもちろん、世界中の著名なレストランやカフェでも使われており、

一般家庭だけでなくアカデミックな場所でもこぞって愛用されているんですよ。


お店で「あ、この器素敵・・」なんて思った際には、上にのった料理をすべて綺麗に平らげてから、

ぜひお皿の裏をこちらへ返してみてください。そこには、"Heath" のロゴが刻印されているかも。

(他の製品の可能性も大いにあるので、お許しを。ヒースだったらラッキー!くらいの軽い気持ちでお願いしますね。)


話は戻って・・。


現在も不動の人気を誇る【Coupe Line】は1940〜1949年に最初のテーブルウェアコレクションとして発表されました。

そこから少しして、前述している通り、1959年にシグネチャーカラーであるブルーとレッドを基調とした念願の工房をサウサリートに構え、1967年にはタイル作りがスタート。

(ヒースのタイルはひとつひとつの大きさや質感が異なっていて、他の既製品にはない、温もりを感じれます。)


創業以来、家族経営だった同社ですが、

2003年にロビン氏&キャシー氏の夫婦が Heath Ceramic を買い取ります。

この時、エディス氏は93歳。長い歴史に新しい風が入ってくるわけです。


なんだかこういうのって変なドラマが起きるんじゃ、、ってヒヤヒヤしますが、

先に結論を申し上げると、この新しい風は同社にとってとても良いものでした。


ロビン氏&キャシー氏夫妻は創業当時からの伝統、デザインやハンドメイドに重点を置き、現代的でサスティナブルなモノづくりへとシフトチェンジを図ります。

結果、見事なまでに Heath Ceramic を再生させることに成功。

既存のサウサリートの工房に加え、新たに工房が併設されたショールーム、そして直営店舗を2つもオープンさせるなど更に規模を拡大。


インタビュー記事なんかを読んでいると、ロビン氏とキャシー氏はふたりとも設計出身でプロダクトデザインやコンサルタントの知識に長けており、買取成立前には自身の会社を8年間続けていたそう。

つまりこういった創造的な製品・ビジネスに関して今まで培ってきた鋭い目と確かな腕を持っているんですよね。


そして彼らは、エディス氏が非常にすぐれた才能の持ち主であることを知っていました。

製作された素晴らしい作品の数々をより洗練されたラインナップに整えていくこと、

それにはまず彼女が苦手であったマーケティングの手助けも必要だったのです。

Heath Ceramic はエディス氏にとって愛する我が子同然の存在。

会社を譲り受けるには、単にお金や売上を伸ばすビジネスの才能があれば良いわけではなく、彼女の持っている哲学を深く理解し、寄り添うことも大切な要素のひとつでした。


歴史ある Heath Ceramic を存続させるため、

昔からの古典作品の良さを活かし、再設計はせず、別のアプローチで新たな新鮮さを。

そしてブランドの価値や基準を一定に保つことと復活にフォーカスを当て、リブランディングを行ったのです。

(エディスに近づく人間はそれまでもたくさんいたそうですが、答えは「ノー」。全て断っていたらしい。)


ビジネスが大きくなっていくのに比例して、生産数も増えましたが、

ちゃんと目を行き渡らせることができる規模の工房で、現在も全ての作業を行なっています。


これってきっと設立当初から大事にしていることなんだろうな〜と。

大きすぎず、小さすぎない、人間が管理しきれるスケールで、透明性と信頼が生まれる。

現地の工房へ行くと無料で見学ができたり、その場で商品の購入ができたりと、

なんだか、作り手の彼らと私たちがとても近く感じれて、安心ができます。ちゃんとあたたかい。


当店では、そんな Heath Ceramic のアイテムをお取り扱い中です。

プロダクトのコレクション名、各アイテムとカラーの順になっています・・!

種類によって在庫がないものは ※ で書いています。ごめんなさい。


【Coupe Line】

ー Dessert Bowl(外径:約Φ13.8cm 内径:約Φ13.2cm)

ー Cereal Bowl(外径:約Φ16.8cm 内径:約Φ16cm)

●TEAL SAND

●YUZU FAWN


【Rim Line】

ー Dessert Bowl(外径:約Φ11.5cm 内径:約Φ11cm)

ー Mini Plate(外径:約Φ14cm 内径:約Φ11.4cm)

ー Bread & Butter Plate(外径:約Φ18.8cm 内径:約Φ16cm)

ー Salad Plate(外径:約Φ24.3cm 内径:約Φ21.2cm)

ー Dinner Plate(外径:約Φ28.8cm 内径:約Φ26cm)

●BLUE ※Bread & Butter Plate, Dinner Plate 在庫なし

●WHITE ※Mini Plate 在庫なし


【Rim Line Stack Mug】(外径:約Φ8cm 内径:約Φ7.4cm 高さ:約8.5cm)

●RED

●WHITE


【Bud Vase】(生け口:約Φ1.9cm ベース本体幅:約Φ7.4cm 高さ:約10cm)

●Penny Green


【Plaza line 9"×9" Dinner Plate】(約19.5 × 19.5cm)

●WHITE


【Chez Panisse Line Salad Plate】(約Φ26cm)

●KINARI


【Coupe Line Dinner Plate】(約Φ27cm)

●OFF WHITE


本当に、色も質感も素敵なんですよね。

なんども言いますが、「あたたかい」んです。決して冷たくない。

ちゃんと誰かの元で作られて、色んな場所を回りながら自分の手元に届けられた、そんな気持ち。


お家でも食事とお皿を組み合わせて仕上げるのが理想的だけど、時間に余裕がなければ、なかなかそこまで気を配ってられなかったり。一日って他にもすることたくさんありますし、毎日を生きるって忙しいですよね。


とは言っても、色味やバランスは多少気になるし、、

でも、そもそも、そんなに食器を持っていないし、、置く場所もないし、、。と言い訳のオンパレード。


中学生くらいの時、休みの日に部活の練習にいく前。

いつものごとくダラダラしていて、時間が全くなくなっちゃって、運動前に取り敢えずご飯食べよう!トーストでいいや!と。

まだかまだかとトースター前でジリジリ待機。(この時点で選択ミス)

焼けて、その辺にあった適当なお皿にポーンと乗せて、母に静かに叱られたのを覚えてます。

(たぶん何年も前のヤマザキ春のパンまつりで貰ったスヌーピーのお皿ですね)


お皿も食事の一部なんだから、ちゃんと選びなさい。見ていて違和感を感じる。と。


正直、パンメーカーが出している(きっとパン用)お皿にパンを乗せたらダメって失礼な話なんですけどね。


一語一句は覚えていませんが、当時の私は、たったのお皿一枚で怒られるの?!って衝撃的だったのと、

言われたことなんかちょっと分かる気もする・・と半分納得。


今でも脳裏によぎるんですよね。怒ったお母さんの顔が。笑

だから、なるべく気をつけるように心掛けてます。なるべく・・


それでいうと、

Heath Ceramic のテーブルウェアは、他のお皿がいらないくらいの質の良さと重厚感、本当に主役級。

このお皿に見合う料理を用意したいな〜なんて思っちゃいますし、食卓が文字通り彩られるんですよね。

デザインも無駄を排しているので、シンプルに料理を一番美しく見せてくれます。

【How to use Heath Ceramics】

しかも、すべての製品がオーブン・電子レンジ・食器洗い機に対応しているので、心強い・・。


そして、コレクションによって色味も質感も全く違っていて、印象もだいぶ変わるんです。


ちゃんと食事の時間と向き合っている意識が生まれて、より楽しく過ごせそう。


考え方が単純すぎるかもしれないですが、

こうやってメーカーの歴史や実際に商品を手に取って見ると、本当にそう思えるんです。不思議。

それくらい、色んな魅力が最大限に詰まったこだわりあるものなんですよね、きっと。


見れば見るほど、知れば知るほど、世界中にファンがいる理由が分かる気がします。

中には40年間も集め続けている方もいるそうで、

私もちょっとずつちょっとずつ集めていきたいな。とこっそり考えています。

一度にたくさんは買えないので、少しずつ・・


みなさまもぜひ、お店でもチェックしてみてくださいね。


では、また。



*ミッドセンチュリー・・・1940〜1960年代を指します。ミッドセンチュリーという言葉が生まれる前は「〇〇モダン」とそれぞれの国名にモダンをつけて呼称を分けていました。ちなみに、家具デザインでは、第二次世界大戦後に軍用技術を生かした素晴らしい家具が次々と生み出された黄金期でもあります。



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